外務省、UAE・オマーン滞在邦人向けチャーター便を8日運航へ
要約
外務省は6日、中東情勢の悪化を受け、オマーンから東京への退避支援チャーター便を8日午前0時に運航すると発表した。UAE・オマーン滞在の邦人が対象となる。
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外務省がチャーター便運航を発表
外務省は6日、アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンに滞在する邦人の退避を支援するため、チャーター便を運航すると発表した。8日午前0時にオマーンを出発し、東京に向かう予定である。
中東情勢悪化が背景に
今回の退避支援は、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃したことに端を発する中東情勢の急激な悪化が背景にある。UAEではミサイルや無人機による攻撃で国際空港やホテル、港湾施設が被害を受け、死者3名、負傷者58名が出た。オマーンでもドゥクム港が無人機攻撃を受け、負傷者1名が報告されている。
外務省はUAE、オマーンを含む中東6カ国に対し、危険レベル3(渡航中止勧告)を発出している。イランやイスラエルの一部地域にはレベル4(退避勧告)が出されており、すでにイスラエル滞在の邦人5名がヨルダンへ陸路避難、イラン滞在の邦人2名がアゼルバイジャンへ退避している。
邦人保護体制の展開
外務省は海外緊急展開チーム(ERT)を現地に派遣し、サウジアラビアのリヤドとオマーンのマスカットの空港を経由する出国ルートを確保している。今回のチャーター便は、こうした退避支援策の一環として位置づけられる。
チャーター便の対象者数や航空会社、東京への到着予定時刻、追加便の有無については明らかにされていない。