2026/4/1
nippon-post.com
国際

トランプ大統領「イラン後継者選びに関与する」と表明、イラン側は猛反発

要約

ハメネイ師殺害後の後継者選定をめぐり、トランプ大統領が次男モジタバ師を「受け入れられない」と述べ、自らの関与が必要だと主張。イラン側は内政干渉だとして強く反発している。

イラン情勢トランプ政権中東情勢権力継承米イラン関係

トランプ氏、後継者指名への関与を主張

米国とイスラエルの軍事攻撃によりイランの最高指導者ハメネイ師が殺害され、後継者選びが進行する中、トランプ米大統領が後継者の選定プロセスに自ら関与する意向を表明した。

トランプ氏は5日、米メディア・アクシオスに対し、後継者の指名には「私が関わらなければならない」と述べ、米国がイランの権力継承に直接介入する姿勢を鮮明にした。

次男モジタバ師を「受け入れられない」と一蹴

後継候補として浮上しているハメネイ師の次男、モジタバ・ハメネイ師について、トランプ氏はアクシオスの取材に「受け入れられない」と明言。さらにモジタバ師を「頼りない」と評価し、候補から排除すべきとの考えを示した。

トランプ氏は「イランに調和と平和をもたらせる人物を望む」とも語り、米国にとって望ましい人物が後継者となるべきだとの立場を打ち出した。

イラン側は強く反発

トランプ氏のこうした姿勢に対し、イラン側は強く反発している。最高指導者の後継者は、イラン国内の制度に基づいて選出されるものであり、外国の介入は認められないとの立場だ。

ハメネイ師の殺害後、イランでは後継者選定の手続きが進められている。モジタバ・ハメネイ師が有力候補の一人として名前が挙がる中、米国大統領が公然と特定候補を否定し、選定プロセスへの関与を宣言したことは、イランの内政問題に対する前例のない踏み込みとなる。

米イラン間の緊張がさらに高まることは避けられない情勢である。