イラン大統領、トランプ氏の「無条件降伏」要求を拒否 周辺国には謝罪表明
要約
ペゼシュキアン大統領はビデオ声明で米国の要求を「夢に終わる」と一蹴。報復攻撃の影響を受けた周辺国には謝罪の意を示し、国民への感謝と国土防衛の決意を表明した。
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「無条件降伏の望みは夢に終わる」
イランのペゼシュキアン大統領は2026年3月7日、ビデオ声明を発表し、トランプ米大統領がイランに対して突きつけた無条件降伏の要求を明確に拒否した。
ペゼシュキアン大統領は声明の中で「無条件降伏を要求する(米国の)望みは夢に終わる」と述べ、米国の強硬姿勢に真っ向から反発した。
報復攻撃と周辺国への謝罪
イランは米軍施設などを標的とした報復攻撃を実施しており、この攻撃の影響を受けた周辺国に対して謝罪の意を示した。ペゼシュキアン大統領は、米国やイスラエルの攻撃にさらされるイラン国民に感謝を表明するとともに、国土を力強く守る決意を改めて強調した。
深まる米イラン対立
トランプ大統領はイランに対し無条件降伏を要求しており、イスラエルもイランへの攻撃を実施している。こうした状況下でペゼシュキアン大統領が要求を拒否したことで、米イラン間の緊張は一段と高まる見通しである。
改革派として対話路線を掲げて就任したペゼシュキアン大統領だが、米国側の非妥協的な姿勢により、外交的解決の糸口は見えにくくなっている。