2026/4/1
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国際

習近平氏、軍の予算管理改革と反腐敗徹底を指示 全人代で演説

要約

全人代の軍代表団分科会で習近平国家主席が演説し、人民解放軍の汚職撲滅と軍費予算管理改革の推進を命じた。2026年の中国国防費は約43兆円に達している。

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習近平氏が軍に反腐敗と予算管理改革を指示

中国の習近平国家主席は3月7日、全国人民代表大会(全人代)の人民解放軍代表団分科会で演説し、軍内部の反腐敗を徹底するとともに汚職撲滅を進めるよう指示した。あわせて「軍費予算管理改革」の推進を命じた。中国国営中央テレビ(CCTV)が報じた。

習氏は演説の中で「軍隊は銃を握る。内部に二心をもつ者がいたり、…」と述べ、軍の規律維持と忠誠の重要性を強調した。発言の全容は明らかになっていないが、軍の組織的な引き締めを図る姿勢を鮮明にした形だ。

約43兆円に達する国防費の管理が焦点

2026年の中国国防費は約43兆円に上る。膨張を続ける軍事予算の管理体制をいかに整備するかが、今回の改革指示の焦点となる。ただし、軍費予算管理改革の具体的な内容や実施時期、対象範囲については現時点で明らかにされていない。

続く軍内部の腐敗摘発

習近平政権下では、人民解放軍の幹部に対する腐敗摘発が相次いでいる。今回の全人代での演説は、軍における反腐敗の取り組みを一段と強化する意思を改めて示したものといえる。予算管理改革と反腐敗の両輪で、軍の組織的な立て直しを進める方針だ。