中国・王毅外相、高市首相の台湾有事答弁を批判 「日本に干渉する資格はあるのか」
要約
王毅外相は高市首相の台湾有事答弁を「内政干渉」と批判し、撤回を要求。「中日関係の行方は日本側の選択にかかっている」と警告した。
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中国・王毅外相、高市首相の台湾有事答弁を批判 「日本に干渉する資格はあるのか」
王毅外相「日本に干渉する資格はあるのか」
中国の王毅共産党政治局員兼外相は、日本の高市早苗首相が台湾有事に関して行った国会答弁について批判し、「台湾問題は中国の内政なのに、日本に干渉する資格はあるのか」と述べた。
中国側はかねてより高市首相の答弁の撤回を求めており、王毅外相の今回の発言はその姿勢を改めて鮮明にしたものである。
「日本はどこへ向かおうとしているのか」
王毅外相はさらに、「中日関係の行方は日本側の選択にかかっている。日本はどこへ向かおうとしているのか」と述べ、日本側の対応次第で両国関係が大きく左右されるとの認識を示した。
台湾問題を「中国の内政」と位置づける中国にとって、日本の首相が台湾有事に言及すること自体が重大な「内政干渉」に当たるとの立場である。
日中関係の緊張続く
高市首相は2025年11月の衆議院予算委員会で、中国が台湾に武力行使した場合に日本の「存立危機事態」に当たる可能性に言及。歴代首相が慎重に避けてきた踏み込んだ発言として注目を集めた。
中国はこの発言以降、外交ルートを通じた抗議や国民への日本渡航自粛要請など、段階的に対抗措置を講じてきた経緯がある。今回の王毅外相の発言は、中国側が依然としてこの問題を重視し、日本に対する圧力を継続する意思を示したものといえる。