イラン新最高指導者にモジタバ・ハメネイ師、日本政府「動向を注視」
要約
木原官房長官は記者会見で、イランの新最高指導者選出について「他国の内政」としつつも、中東の安定と核不拡散体制の維持を念頭に国際社会と連携する方針を示した。
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イラン新最高指導者にモジタバ・ハメネイ師、日本政府「動向を注視」
イランの新たな最高指導者にモジタバ・ハメネイ師が選出された。木原稔官房長官は2026年3月9日の記者会見でこの件に言及し、日本政府としてイラン国内の動向を注視していく姿勢を示した。
木原官房長官「国際社会と緊密に連携」
木原官房長官は会見で「他国の内政で政府としてコメントすることは差し控えたいと思うが、今後のイラン国内の動向を注視していく」と述べた。
さらに「事態の早期沈静化に向けて国際社会とも緊密に連携し、引き続き必要なあらゆる外交努力を行っていく」と強調した。
中東の安定と核不拡散が焦点
日本政府は、中東地域の平和と安定、そして国際的な核不拡散体制の維持が日本にとって重要であるとの認識を示している。
モジタバ・ハメネイ師はイランの最高指導者で、強大な権限を持つポストとされている。イランの最高指導者は行政・司法・立法の三権の上に立ち、軍の最高司令官を兼ねる。選出は、国民の直接選挙で選ばれた86名のイスラム法学者で構成される「専門家会議」が行う。
新体制の発足で国際社会が動向を注視
イランではイスラム革命防衛隊が新指導部への支持を表明しており、今後の政治動向が国際社会の関心を集めている。日本政府は邦人保護と地域の安定化に向けた外交努力を継続する方針である。