2026/4/1
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国内

陸自健軍駐屯地に長射程ミサイル関連車両を搬入、射程1千キロの「12式能力向上型」

要約

熊本市東区の健軍駐屯地に9日未明、射程約1千キロの12式地対艦誘導弾能力向上型の関連車両が搬入された。駐屯地周辺では前夜から反対派が抗議活動を展開し、熊本市長は事前説明がなかったことに遺憾を表明している。

熊本県自衛隊防衛政策

未明に大型車両が駐屯地へ

熊本市東区の陸上自衛隊健軍駐屯地に9日未明、長射程ミサイル関連の車両などが搬入された。防衛省関係者によると、搬入された装備品は主に敵の艦艇を狙う「12式地対艦誘導弾能力向上型」に関連するもので、射程は1千キロ程度とされる。ミサイルの配備は3月中にも予定されている。

9日午前0時過ぎ、大型の車両が駐屯地に入った。8日夜から駐屯地正門周辺にはミサイル配備に反対する人々が集結し、抗議の横断幕やプラカードを掲げていた。

Tokyo cityscape
※画像はイメージです

反対派「不意打ちの暴挙」

地元住民団体の代表で東海大名誉教授の山下雅彦氏は「不意打ちの暴挙だ。赤ちゃんからお年寄りまで、国民の命が危険にさらされる」と搬入の中止を訴えた。

熊本市長「事前説明なく遺憾」

大西一史熊本市長は7日、搬入に関する報道を受けてコメントを発表。「防衛体制の強化を図る国の判断には一定の理解をしている」とした上で、「今回の搬入について熊本市には事前の説明がなく、報道により知る形となったことは大変遺憾に思っている。地元自治体に対しても適切な情報共有が行われることが望ましい」と述べた。

  1. 大西市長がコメント発表

    熊本市長は、国の防衛体制強化に一定の理解を示す一方で、駐屯地への搬入について市への事前説明がなかったことに遺憾を表明した

  2. 反対派が駐屯地前に集結

    正門周辺で横断幕やプラカードを掲げ、ミサイル配備への抗議活動を展開した

  3. 関連車両の搬入実行

    午前0時過ぎに大型車両が駐屯地に入場。射程1千キロの12式地対艦誘導弾能力向上型の関連装備品が運び込まれた

  4. ミサイル配備予定

    搬入された装備品をもとに、12式地対艦誘導弾能力向上型の実戦配備が行われる見通し

健軍駐屯地は西部方面総監部が所在し、九州・沖縄地域の防衛を担う中枢拠点である。国の防衛体制強化に対する地元の理解と、住民への十分な情報共有の両立が問われる形となっている。