中国軍最高幹部、汚職で相次ぎ失脚 中央軍事委は定員7人が2人に
要約
中国の全人代で2025年に人民解放軍の最高幹部3人の任免が報告され、中央軍事委員会が本来の7人体制から習近平主席を含む2人にまで減少していることが明らかになった。
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全人代で軍幹部3人の任免を報告
中国の全国人民代表大会(全人代)で、人民解放軍の最高幹部をめぐる大規模な人事が明らかになった。全人代常務委員会の趙楽際委員長は活動報告の中で、「去年1年で解放軍の最高幹部3人の任免を行った」と述べた。
中国人民解放軍では汚職による幹部の失脚が相次いでおり、軍の指導体制に深刻な影響が及んでいる。
中央軍事委、定員7人が2人に
事態の深刻さを示すのが、中央軍事委員会の構成人数である。本来7人で構成される同委員会のメンバーは、現在では習近平主席を含むわずか2人にまで減少している。定員の7割以上が空席という異常な状態だ。
全人代での報告は2025年の活動を対象としたもので、この1年間に軍の最高レベルで3人の任免が実施されたことが公式に確認された形となる。
軍の統治構造に影響
中央軍事委員会は中国の軍事政策を統括する最高意思決定機関であり、その構成員が大幅に減少している現状は、軍の統治構造に大きな空白が生じていることを意味する。
今後の後任人事の行方が注目される。