中東からの邦人退避チャーター機第2便、サウジアラビアを出発 約300人搭乗
要約
米国とイスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が悪化するなか、日本人旅行者ら約300人を乗せたチャーター機第2便がサウジアラビアを出発し、3月10日朝の日本到着を目指す。
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サウジアラビアから約300人が出発
中東にとどまっていた日本人旅行者らを乗せたチャーター機の第2便が、日本時間9日夜8時ごろ、サウジアラビアを出発した。搭乗者は約300人である。機体は10日朝に日本へ到着する見通しだ。
第1便に続く退避オペレーション
政府による邦人退避のチャーター機は今回が第2便となる。第1便は8日夜にオマーンから出発し、107人を乗せて成田空港に到着していた。政府はサウジアラビアのリヤドとオマーンのマスカットを退避拠点とし、クウェート、バーレーン、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)に滞在していた日本人は陸路で両国へ移動したうえでチャーター機に搭乗する形をとっている。
中東情勢の急速な悪化が背景
今回の退避は、米国とイスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が急速に悪化したことを受けた措置である。日本の外務省はサウジアラビア、オマーン、クウェート、バーレーン、カタール、UAEの6カ国に渡航中止勧告を発出しており、現地に滞在する日本人の安全確保が急務となっていた。
サウジアラビアは2019年に観光ビザを解禁して以降、日本人旅行者の受け入れが拡大しており、日本の主要旅行会社が団体ツアーを催行するなど渡航者が増加していた。突発的な地政学的危機の発生により、多数の旅行者が現地に取り残される事態となった。