トランプ大統領、イラン軍事作戦の「まもなく終結」を表明 モジタバ新指導者には失望感
要約
トランプ大統領はイランのミサイル発射装置の9割を破壊したと主張し、新最高指導者モジタバ師の選出には強い不満を示した。
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ミサイル発射装置の9割を破壊と主張
トランプ大統領は9日、フロリダ州で記者会見を開き、イランに対する軍事作戦について「まもなく終結する」との見通しを示した。トランプ氏はイランのミサイル発射装置の9割を破壊したと主張し、さらにドローンの製造拠点への攻撃を開始したことも明らかにした。
原油価格への影響についてトランプ氏は「上昇は予想よりも小さかった」と述べ、エネルギー市場への懸念を払拭する姿勢を見せた。同時に「ホルムズ海峡の航行を妨害しようとすれば、これまでになく厳しい報復を加える」と警告し、海上交通路の安全確保に強い意志を示した。
モジタバ新指導者に「正直言って失望」
会見でトランプ氏は、イランの新しい最高指導者にハメネイ師の次男・モジタバ師が選出されたことにも言及した。「正直言って失望した」と述べ、「これまでと同じ問題が繰り返されるだけだ」と強い不満を表明した。
モジタバ師は反米の保守派として知られており、前最高指導者ハメネイ師と同様に強硬路線を継承するとみられている。トランプ氏の発言は、新指導者のもとでもイランの路線転換は期待できないとの認識を示したものである。
作戦終結の行方
トランプ氏は「イランとの戦いはまもなく終結する」と述べたが、ドローン製造拠点への攻撃開始という新たな軍事行動にも言及しており、作戦の完全な終結時期は依然として不透明である。モジタバ師の最高指導者就任により、米イラン間の対立構図がどのように変化するのかが今後の焦点となる。