2026/4/1
nippon-post.com
国際

イラン小学校攻撃に米軍トマホーク使用か、トランプ大統領が「調査中」と立場修正

要約

2月末にイラン南部で女子児童ら170人以上が死亡した小学校攻撃について、英調査報道機関ベリングキャットが米軍トマホーク使用の可能性を報告。当初「イランの仕業」と主張していたトランプ大統領は「調査中だ」と立場を修正した。

イラン情勢米国政治

トランプ大統領、「イランの仕業」から「調査中」へ

2月末にイラン南部で発生した小学校への攻撃をめぐり、トランプ米大統領が立場を大きく修正した。大統領は3月7日、根拠を示さないまま「イランの仕業だ」と断言していたが、9日には「調査中だ」と発言を後退させた。

この立場修正の背景には、英国の調査報道機関ベリングキャットが3月8日に発表した報告がある。報告は、攻撃に米軍のトマホーク巡航ミサイルが使用された可能性を指摘する内容で、米CNNがこれを報じた。

World map
※画像はイメージです

170人以上が死亡、攻撃の実態

イラン南部への2月末の攻撃では、女子児童および学校職員170人以上が死亡した。ベリングキャットの報告が示した米軍兵器使用の可能性は、事件の構図を根本から覆すものとなった。

トランプ大統領は最新の発言で「トマホークを持っている国は多くある」と述べ、米軍による攻撃であることを直接認めない姿勢を見せている。

米当局者「米国による攻撃の可能性が高い」

一方、米当局者はAP通信に対し、「攻撃は米国によるものだった可能性が高い」とコメントした。ヘグセス米国防長官も「調査中だ」と述べ、トランプ大統領の当初の主張を事実上訂正する形となった。

攻撃がどの国によるものであるかは依然として公式には確定しておらず、大統領の「調査中」という発言が今後どのような結論に至るのかが焦点となる。

  1. イラン南部で攻撃発生

    小学校が被害を受け、女子児童や学校職員170人以上が死亡した。

  2. トランプ大統領がイランを非難

    根拠を示さず「イランの仕業だ」と断定した。

  3. ベリングキャットが報告発表

    英国の調査報道機関が米軍トマホーク使用の可能性を指摘し、CNNが報道を配信した。

  4. トランプ大統領が立場修正

    「調査中だ」と発言を後退させた。