2026/4/1
nippon-post.com
国際

米中閣僚級貿易協議がパリで開幕、3月末のトランプ訪中・首脳会談も最終調整

要約

米中両政府がパリで開始した閣僚級貿易協議は、3月末の首脳会談を控えた実務調整の場。関税や輸出規制、台湾問題などが主要議題となる見通し。

トランプ政権米中関係習近平貿易政策関税政策

パリで2日間の閣僚級協議が始動

米中両政府は3月15日、フランス・パリで閣僚級の貿易協議を開始した。協議は16日までの2日間を予定しており、中国国営新華社通信がこの協議の開催を伝えた。

World map
※画像はイメージです

両国間の貿易問題や輸出規制、米国産エネルギーの購入拡大、中国によるレアアース(希土類)の安定供給、さらには台湾関連の問題が協議の主要な論点になるとみられる。

トランプ大統領、3月末に訪中へ

今回のパリ協議と並行して、トランプ米大統領による3月末の訪中が予定されていることも明らかになった。訪中時には習近平(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談が最終調整されている段階にある。

パリでの閣僚級協議は、この首脳会談に向けた実務的な調整の場として位置づけられる。貿易をはじめとする懸案事項について、閣僚レベルで論点を整理し、首脳間の合意に道筋をつける狙いがあるとみられる。

米中関係の行方を占う重要局面

米中間では、関税措置をめぐる攻防が続いてきた。トランプ政権は対中関税を大幅に引き上げた後、2025年10月の釜山での首脳会談で関税引き下げやレアアース輸出管理の緩和を含む通商合意に至った経緯がある。

今回のパリ協議から3月末の首脳会談に至る一連の外交日程は、両国関係の今後の方向性を左右する重要な局面となる。協議の具体的な成果が注目される。

  1. パリで米中閣僚級貿易協議が開幕

    2日間の日程で貿易問題や輸出規制など幅広い議題を協議する見通し

  2. 閣僚級協議の終了予定日

    首脳会談に向けた論点整理と実務的な調整の取りまとめが行われる

  3. トランプ大統領の訪中・首脳会談

    習近平国家主席との会談が最終調整中。米中関係の今後を方向づける場となる