日経平均続落、WTI原油先物が1週間ぶり100ドル超え――中東情勢の長期化懸念で売り先行
要約
米イスラエルのイラン軍事攻撃に伴うホルムズ海峡の供給不安から、WTI原油先物が1バレル100ドルを超え、リスク回避姿勢から日本株も売りが先行した。
日経平均株価
日経平均、前週末比191円安で続落スタート
16日の東京株式市場で、日経平均株価は続落して取引が始まった。始値は5万3627円86銭で、前週末比191円75銭安となった。前週末の米国株式相場が下落した流れを受け、日本株にも売りが先行する展開となっている。
原油先物が1バレル100ドル超え
市場の重荷となっているのが原油価格の高騰だ。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は16日朝、1バレル100ドルを超えた。100ドル台に乗せるのは約1週間ぶりとなる。
米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの懸念が、原油の供給不安を通じて価格を押し上げている。中東情勢の先行きが見通せない中、投資家のリスク回避姿勢が強まっている状況だ。
米株安と中東リスクが重なる
前週末の米国株式市場では相場が下落しており、東京市場もその影響を引き継いだ格好となった。中東における軍事衝突の長期化懸念と原油高、米株安という複数の悪材料が重なり、日本株は売りが先行する厳しい滑り出しとなっている。
市場関係者の間では、中東情勢の推移と原油価格の動向が引き続き注視されている。