コロンビア軍用機が離陸直後に墜落、兵士ら少なくとも66人死亡
要約
コロンビア南部でペルー国境近くの軍用輸送機が離陸直後に墜落し、搭乗していた128人のうち少なくとも66人が死亡した。
コロンビア中南米軍用機墜落
128人搭乗の輸送機、離陸直後に墜落
コロンビア南部のペルー国境近くで3月23日、兵士ら128人が搭乗していた軍用機が離陸直後に墜落し、少なくとも66人が死亡した。機体は原形をとどめないほど大破しており、被害の深刻さを物語っている。
ペトロ大統領はSNSを通じて哀悼の意を表明し、「決して起きてはならない悲劇だ」と述べた。
多くの不明点が残る
現時点で、墜落の原因は明らかになっていない。生存者の正確な人数や死亡者の詳細な身元、救助活動の進捗状況についても情報が限られている。搭乗していた128人のうち兵士以外の乗客がいたかどうかも不明だ。
コロンビアが直面する安全保障上の課題
コロンビアでは近年、国境地帯での軍事的緊張が高まっている。2022年に就任したペトロ大統領は同国初の左派大統領として和平路線を掲げてきたが、左翼ゲリラ組織ELN(民族解放軍)が停戦を破棄するなど、治安情勢は悪化の一途をたどっている。今回の事故は、こうした厳しい安全保障環境の中で発生した。