ロシア、ウクライナに24時間で飛翔体982発 世界遺産リビウの修道院も損傷
要約
23日夜から24日夕方までの24時間でロシア軍がドローンとミサイル計982発を発射。西部リビウの世界遺産登録地区にあるベルナルディン修道院が損傷し、各地で子ども5人を含む40人以上が死傷した。
ウクライナドローン攻撃ロシア世界遺産文化財破壊
24時間で982発、異例の規模
ロシア軍は23日夜から24日にかけてウクライナ全土に対し大規模な攻撃を実施した。ウクライナ空軍の報告によると、24日夕方までの24時間で計982の飛翔体が記録された。内訳は、23日夜から24日朝にかけてドローン392機とミサイル34発、さらに24日午前9時から午後6時までにドローン556機が発射された。
556機のドローンのうち15機は迎撃されなかった。各地で子ども5人を含む40人以上が死傷している。
攻撃の時系列
| 期間 | 内容 |
| 23日夜~24日朝 | ドローン392機・ミサイル34発を発射 |
| 24日午前9時~午後6時 | ドローン556機を発射(15機が迎撃を免れた) |
| 24日夕方までの24時間 | 飛翔体計982発を記録 |
世界遺産リビウで修道院が損傷
攻撃では西部リビウの世界遺産登録地区が被害を受けた。コジツキー州知事によると、ベルナルディン修道院(聖アンドレイ教会)が損傷した。リビウ歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されている。
シビハ外相はユネスコに対し、ロシアを最も強い言葉で非難するよう求めた。
また、イワノフランキウスク州では産科病院が被害を受けたことも報告されている。
ゼレンスキー大統領「終戦の意図なし」
ゼレンスキー大統領はこの攻撃を受け、「この攻撃の規模は、ロシアに終戦の意図が一切ないことをはっきりと示している」と述べた。
ロシア軍は近年、従来の砲弾中心の攻撃からドローンによる波状攻撃へと戦術を転換しており、ドローン規模の拡大が続いている。