長野県「信州DC」2027年夏開催へ、キャッチフレーズ「知ってほ信州」を発表
要約
JRグループ6社と連携する大型観光企画のロゴとキャッチフレーズが公開された。現在50〜60代に偏る来訪者層の若返りを図り、善光寺御開帳など県内大型行事との相乗効果を狙う。
JRグループと連携、10年ぶりの大型観光企画
長野県は3月25日、2027年夏に開催する「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」のロゴマークとキャッチフレーズを発表した。キャッチフレーズは「知ってほ信州」。JRグループ6社と地方自治体、観光事業者が一体となって宣伝・集客施策を展開する大型観光企画で、開催期間は2027年7月から9月までの3カ月間となる。
長野県での信州DC開催は、2017年夏以来10年ぶり。阿部守一知事は「多くの人に改めて長野県の素晴らしさを知ってもらい、観光産業を次の次元に引き上げられるよう県も努力していく」と意気込みを語った。
若年層・家族連れの取り込みが課題
今回の信州DCでは、若年層と家族連れをメインターゲットに据える。現在、長野県への来訪者は50〜60代が多い傾向にあり、客層の若返りが課題となっている。「知ってほ信州」というキャッチフレーズには、まだ長野県の魅力を知らない若い世代への訴求が込められている。
県内大型行事との連動に期待
信州DCの前後には、善光寺「御開帳」、諏訪大社「御柱祭」、国民スポーツ大会など複数の大型イベントが県内で催される予定だ。これらの行事と信州DCを組み合わせることで、集客の相乗効果が期待されている。
前回の信州DC開催
「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに実施。観光地利用者数4.8%増、経済効果は推計110億6千万円を記録した。
ロゴ・キャッチフレーズ発表
キャッチフレーズ「知ってほ信州」を公開。若年層・家族連れをメインターゲットに据える方針を示した。
信州DC開催予定
JRグループ6社、地方自治体、観光事業者が一体となり3カ月間にわたる大型観光キャンペーンを展開する。
デスティネーションキャンペーンは、JRグループ6社が地方自治体・観光事業者と共同で実施する国内最大級の観光キャンペーン。臨時列車の増発や特別企画乗車券の発売、地元の文化財特別公開や限定グルメの開発など、地域を挙げた受け入れ体制の整備が特徴だ。