2026/4/1
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国際

イラン軍関係者、バブルマンデブ海峡の封鎖可能性を示唆 二大要衝の同時支配も視野か

要約

イスラム革命防衛隊に近いタスニム通信が報じたもので、ホルムズ海峡の実質的封鎖が進む中、主要迂回路であるバブルマンデブ海峡にも圧力を示す発言として国際的な波紋を呼んでいる。

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イラン軍関係者が「別の戦線」に言及

イスラム革命防衛隊(IRGC)に近いタスニム通信は、イラン軍関係者の発言として、イエメン沖のバブルマンデブ海峡の封鎖可能性を示唆する内容を報じた。

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※画像はイメージです

同関係者は、イラン領内での地上攻撃やホルムズ海峡周辺での敵対的軍事行動があった場合、「ほかの戦線を開く」と述べた。さらに「脅威を作り出す意思と能力を持っている。米国がホルムズ海峡で愚かな行動を取りたいのなら、自らの問題を増やさないよう注意すべきだ」と警告した。

ホルムズ海峡封鎖の中で浮上した新たな脅威

現在、ホルムズ海峡では実質的な封鎖が進行中である。バブルマンデブ海峡はアラビア海と紅海をつなぐ交通の要衝であり、ホルムズ海峡の主要な迂回路として機能してきた。イラン軍関係者の発言は、この迂回路にも圧力をかける意図を示したものと受け止められている。

バブルマンデブ海峡周辺では、親イラン派のフーシ(イエメンの反政府武装組織)が活動しており、過去にはイスラエル関連の船舶を攻撃した経緯がある。フーシの存在が、イランにとってバブルマンデブ海峡への影響力行使を可能にする基盤となっている。

二大海峡の同時支配が意味するもの

ホルムズ海峡は世界の石油供給の約5分の1を担う最重要航路であり、バブルマンデブ海峡も国際海上貿易の約10~12%が通航する。両海峡が同時に封鎖される事態となれば、世界のエネルギー供給と貿易に甚大な影響が及ぶ。

ただし、今回の発言をめぐっては不明な点も多い。発言したイラン軍関係者の具体的な身分や名前は明かされておらず、バブルマンデブ海峡の封鎖方法についても具体的な言及はない。発言が実際の軍事行動の予告なのか、あるいは威嚇を目的としたものかも判然としない状況である。