池袋サンシャインシティ刺殺事件、被害女性は昨年12月に付きまとい相談
要約
サンシャインシティのポケモンセンターで元交際相手の男に刺殺された21歳女性が、事件の約3カ月前に警視庁へ付きまとい被害を相談していたことが判明した。
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元交際相手の男がポケモンセンターで犯行
東京・池袋のサンシャインシティ内「ポケモンセンター」で3月25日夜、アルバイト店員の春川萌衣さん(21)が首を刃物で刺されて殺害される事件が発生した。春川さんは昨年12月、警視庁に対し男からの付きまとい被害を相談していたことがわかった。
殺人の疑いで捜査されているのは、職業不詳の廣川大起容疑者(26)。廣川容疑者は春川さんの元交際相手で、事件後にその場で自ら首を切り、死亡が確認された。
事件の3カ月前に警視庁へ相談
春川さんは2025年12月、廣川容疑者からの付きまといについて警視庁に相談していた。警視庁は2026年1月に廣川容疑者に対して禁止命令を出し、廣川容疑者は「今後近づかない」と約束していたという。春川さんは1月5日から2月6日まで親族宅に避難し、警察は2月から3月12日まで計9回にわたり電話で春川さんと連絡を取っていた。
しかし、こうした対応にもかかわらず事件は防げなかった。
禁止命令後も防げなかった悲劇
警察は禁止命令の発付や避難の支援、継続的な電話連絡など複数の措置を講じていたが、3月25日夜に廣川容疑者は商業施設内で春川さんを襲撃した。容疑者が死亡したことにより、事件の動機や犯行に至った詳しい経緯の解明は困難な状況となっている。
警視庁が事件の全容解明に向けた捜査を続けている。