ベラルーシと北朝鮮が友好協力条約に署名、ルカシェンコ大統領が平壌訪問
要約
ルカシェンコ大統領が平壌で金正恩総書記と会談し、両国の協力関係を制度的に裏付ける友好協力条約に署名した。金正恩氏が空港まで見送るなど、個人的な関係の深化を示した。
ベラルーシ北朝鮮国際関係金正恩
ルカシェンコ大統領が平壌を訪問、金正恩氏と会談
ベラルーシのルカシェンコ大統領が北朝鮮の首都・平壌を訪問し、2026年3月26日、金正恩総書記と会談した。会談では両国間の友好協力条約への署名が行われ、今後さまざまな分野で連携を深めることで合意した。
ルカシェンコ大統領は条約について「今後の両国の協力関係の基盤になる条約だ」と述べ、両国関係の発展に期待を示した。ベラルーシ大統領府が一連の情報を発表した。
ライフル銃の贈呈と異例の見送り
今回の訪問では、ルカシェンコ大統領が金正恩総書記にベラルーシ製のライフル銃を贈呈する場面もあった。さらに、金正恩総書記がルカシェンコ大統領を空港まで見送るという対応を見せ、現地メディアは両首脳の個人的な関係が深まっていると報じている。
西側制裁下の両国が接近
ベラルーシと北朝鮮はいずれも米国をはじめとする西側諸国から制裁を受けている国家である。両国はロシアとの緊密な関係を共通項として持ち、近年は外相レベルでの交流を経て関係を急速に深めてきた。今回の友好協力条約の締結は、こうした流れの中で両国の連携を制度的に裏付けるものとなった。
ただし、条約の具体的な内容や規定、正式名称、発効時期などの詳細は明らかにされていない。連携を深めるとされる「さまざまな分野」の具体的な内容も現時点では不明である。