2026/4/1
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国際

ソウル明洞近くのホテル火災、50代日本人女性が死亡

要約

3月14日にソウル中心部のカプセルホテルで発生した火災で意識不明の重体だった50代の日本人女性が死亡した。火災では外国人宿泊客10人が負傷し、うち2人が日本人だった。

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意識不明の重体から約2週間後に死亡

韓国・ソウル中心部の明洞近くにあるカプセルホテルで今月14日に発生した火災で、意識不明の重体となっていた50代の日本人女性が死亡したことが27日、明らかになった。

女性は火災発生後、病院に搬送され治療を受けていたが、約2週間にわたり意識が戻らないまま亡くなった。遺体は今後、日本に戻される予定である。

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※画像はイメージです

外国人宿泊客10人が負傷

この火災では、宿泊客とみられる外国人10人が負傷した。負傷者のうち2人は日本人で、火災の原因やホテルの正式名称は明らかになっていない。

カプセルホテルの構造が避難を困難に

火災が起きたカプセルホテルは、狭い空間に多数のベッドが密集した構造となっており、宿泊客の避難が困難だったとみられている。多くの外国人旅行者が宿泊しており、荷物が通路をふさいでいたことも避難の妨げになったと報告されている。

韓国では2018年にスプリンクラーの設置が義務化されたが、施行前に建てられた建物や延べ床面積600平方メートル未満の施設は対象外とされている。火災が発生した建物はこの基準に該当せず、スプリンクラーが設置されていなかった。

韓国政府は今回の火災を受け、消防庁や地方自治体と連携し、カプセルホテルなど狭い多人数居住施設に対する抜き打ち検査を実施する方針を示している。