イラン国会議長、米地上侵攻なら「米兵を燃やす」と強硬警告
要約
ガリバフ国会議長が29日、米国によるイラン地上侵攻の場合は「米兵を待ち構えて燃やす」と強硬に警告した。両国間の軍事的緊張が一層高まる中での発言。
イラン情勢中東軍事紛争米イラン関係
「米兵を待ち構えて燃やす」――ガリバフ議長が警告
イランのガリバフ国会議長は29日、国営イラン通信を通じて声明を発表し、米国がイランへの地上侵攻に踏み切った場合、「米兵を待ち構えて燃やす」と警告した。米軍の地上作戦に対する徹底抗戦の意思を示したもので、両国間の緊張がさらに高まることは避けられない情勢だ。
権力中枢での影響力を急速に拡大
ガリバフ議長は革命防衛隊出身の少将で、テヘラン市長を3期12年務めた後、2020年から国会議長の座にある。現在、米国との交渉における中心人物として注視されている。
米国の軍事姿勢と中東の緊迫
イランの軍事力は世界14位と米国には大きく劣るものの、中東最大級のミサイル部隊や無人機(ドローン)戦力を保有している。最新の分析では、イランのミサイル攻撃の有効性が急速に向上し、標的到達率が最大4分の1に達するとの指摘もある。ガリバフ議長の声明は、こうした非対称戦力による報復能力を背景とした抑止メッセージといえる。