ペルシャ湾滞留船舶から日本人4人が下船、ホルムズ海峡封鎖後初めて
要約
金子国土交通大臣が3月30日に明らかにした。下船した4人の健康状態に問題はなく、現地日本大使館が連絡を取って安全を確認している。湾内にはなお日本人乗組員20人が残る。
エネルギー安全保障ペルシャ湾ホルムズ海峡邦人保護
封鎖後初、日本人4人が下船
金子国土交通大臣は3月30日、事実上封鎖が続くホルムズ海峡の影響でペルシャ湾内に滞留していた日本関係船舶から、日本人乗組員4人が下船したことを明らかにした。ホルムズ海峡の封鎖以降、湾内の船舶から日本人が下船したのは初めてとなる。
金子大臣は「現時点でペルシャ湾内の日本関係船舶における日本人乗組員数は、日本時間の本日未明に4人が下船をし、20人であると報告を受けております」と述べた。下船は日本時間の3月30日未明に行われた。
健康状態に問題なし
日本外務省によると、下船した4人の健康状態に問題はない。現地の日本大使館が4人と連絡を取り、安全を確認した。
下船した4人が乗船していた具体的な船舶名や、下船に至った経緯の詳細については明らかにされていない。
湾内にはなお20人が残留
今回の4人の下船により、ペルシャ湾内の日本関係船舶に残る日本人乗組員は20人となった。残る乗組員が乗船する船舶の状況や、今後の下船の見通しについては現時点で公表されていない。
ホルムズ海峡は世界の石油輸送量の約2~3割が通過するエネルギーの大動脈であり、封鎖の長期化は日本のエネルギー供給にも影響を及ぼしている。日本は原油輸入の約9割を中東に依存しており、政府は邦人の安全確保と合わせ、エネルギー安全保障の観点からも対応を迫られている。