2026/4/1
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社会

伊東市の田久保真紀前市長、卒業証書偽造の罪で在宅起訴

要約

静岡地方検察庁が3月30日に起訴。東洋大学の学長印を業者に作成させ、卒業証書を偽造した疑いで、2025年に書類送検されていた前伊東市長が文書偽造の罪に問われている。

伊東市在宅起訴学歴詐称文書偽造静岡地検

静岡地検が在宅起訴

静岡県伊東市の田久保真紀前市長が、学歴詐称に関連する罪で3月30日、静岡地方検察庁により在宅起訴された。

田久保前市長は、インターネットを通じて東洋大学の学長らの印鑑を業者に作成させ、卒業証書を偽造した罪に問われている。事前に静岡県警により書類送検されていた。

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※画像はイメージです

匿名の告発文から発覚

事件は2025年6月初旬、伊東市議会の全議員に届いた匿名の告発文がきっかけで表面化した。告発文には「田久保氏は東洋大学を卒業していない」との指摘が記されていた。

田久保前市長は選挙前から「東洋大学法学部経済法学科卒業」と掲載していたが、実際には同大で除籍処分となっていたことが東洋大学によって公式に確認された。

不信任決議から失職、出直し選で落選

学歴詐称問題を受け、市議会は不信任決議を可決。田久保前市長は失職し、2025年12月14日に出直し市長選が実施された。

選挙には過去最多となる9人が立候補。新人で元市議の杉本憲也氏(43)が1万3522票を獲得して当選した一方、田久保前市長は4131票で3位に終わり落選した。田久保前市長は落選後、報道陣の前に姿を見せなかった。

文書偽造での立件

学歴詐称をめぐる事件では、公職選挙法上の虚偽事項公表罪ではなく、卒業証書の偽造という文書偽造の罪で立件された点が特徴的である。2026年3月25日に静岡県警が書類送検し、30日に静岡地検が在宅起訴に踏み切った。