岸田氏演説会場への爆発物投げ込み事件、懲役10年の判決が確定
要約
最高裁第3小法廷が木村隆二被告の上告を棄却し、殺人未遂などの罪で懲役10年とした一審・二審判決が確定した。事件は2023年に和歌山市で発生していた。
刑事裁判判決安全対策最高裁
最高裁が上告棄却、懲役10年が確定
2023年に和歌山市で当時首相だった岸田文雄氏の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、最高裁第3小法廷は、殺人未遂などの罪に問われた無職の木村隆二被告(27)の上告を棄却する決定をした。これにより、懲役10年とした一審・二審の判決が確定した。
事件の経緯
事件は2023年、和歌山市内で行われていた岸田氏の演説会場で発生した。木村被告が会場に爆発物を投げ込んだもので、殺人未遂などの罪で起訴されていた。
一審では懲役10年の判決が言い渡され、二審もこれを支持。木村被告側が上告していたが、最高裁第3小法廷がこれを退けたことで、刑が確定することとなった。
安倍氏銃撃に続く要人襲撃
この事件は、2022年7月に安倍晋三元首相が銃撃により死亡した事件からわずか約9か月後に発生したものである。選挙活動中の現職首相が襲撃される事態は極めて異例であり、民主主義の根幹を揺るがす重大事件として社会に大きな衝撃を与えた。
事件を受け、要人警護のあり方をめぐる議論が改めて活発化した経緯がある。