中部電力、浜岡原発の地震データ改ざん問題で報告書を提出
要約
中部電力は浜岡原発の安全審査で地震データを改ざんしていた問題について、原子力規制委員会と経済産業省に報告書を提出した。規制委と経産省は内容を精査し、対応を検討する。
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規制委と経産省に報告書を提出
中部電力は31日、浜岡原子力発電所(静岡県)の安全審査で地震データを改ざんしていた問題について、原子力規制委員会と経済産業省に報告書を提出した。
中部電の豊田哲也原子力本部長が、原子力規制庁の竹内淳検査監督総括課長に都内で報告書を手渡した。赤沢亮正経済産業相も31日の閣議後の記者会見で、経産省が報告書を受け取ったことを明らかにしている。
規制委への説明と異なる方法で計算
問題の核心は、原発の耐震設計の前提となる地震の揺れの大きさを表す「基準地震動」の算出にある。中部電力は、規制委への説明と異なる方法で基準地震動を計算していた。
規制委は3月31日まで、経産省は4月6日までに、それぞれ不正の事実関係や経緯を報告するよう中部電に命令していた。中部電は31日に報告書を提出した。
規制委・経産省は内容を精査へ
規制委と経産省は今後、提出された報告書の内容を精査し、対応を検討する。