2026/4/15
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国際

北朝鮮、駆逐艦「崔賢」から巡航・対艦ミサイル計5発を試射 金正恩氏が核抑止力強化を宣言

要約

朝鮮中央通信によると、北朝鮮は2月12日に駆逐艦「崔賢」からミサイル計5発を試射しました。金正恩総書記は、核抑止力の強化が国家防衛の不変の路線であると強調しています。

北朝鮮巡航ミサイル核抑止力金正恩駆逐艦

北朝鮮は2月12日、駆逐艦「崔賢」から戦略巡航ミサイル2発と対艦ミサイル3発の試射を実施した。朝鮮中央通信が14日に報じた。金正恩朝鮮労働党総書記は試射に際し、「核戦争抑止力を絶えず強化するのは不変の国家防衛路線だ」と述べ、核抑止力の強化を改めて強調した。

Earth from space
※画像はイメージです
韓国軍合同参謀本部は12日朝、北朝鮮の南浦付近の黄海上で巡航ミサイルの飛行を捕捉したと発表。「韓米の情報当局が精密に分析中だ」としており、ミサイルの性能や飛行距離などについて詳細な分析を進めている。## 金正恩氏「戦略的行動の準備態勢は質的に強化された」 金正恩総書記は今回の試射について、「戦略的行動の準備態勢は質的に強化された」と評価した。国家防衛路線として核抑止力の強化を位置づけ、軍事力の増強に対する強い意志を示した形である。また、金正恩氏は3、4隻目の兵器システムについても「重要な結論」を下したとされるが、その具体的な内容は明らかにされていない。## 崔賢級駆逐艦の建造計画を加速 北朝鮮は昨年、崔賢級の駆逐艦2隻を進水させている。さらに今後、毎年2隻ずつ同水準の艦艇を建造する方針を示しており、海軍力の増強を急速に進める構えである。
今回の試射は、新型駆逐艦からのミサイル発射能力を実証する意味合いを持つ。北朝鮮が艦船搭載型ミサイルの運用能力向上を図り、朝鮮半島周辺における軍事的プレゼンスを高める狙いがあるとみられる。ミサイルが目標に命中したとする北朝鮮側の主張については、客観的な裏付けは得られていない。試射されたミサイルの具体的な型番や性能の詳細も不明のままである。