2026/4/15
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国際

トランプ大統領、米イラン次回協議「2日以内にイスラマバードで」開催の可能性に言及

要約

11〜12日のバンス副大統領率いる前回協議が合意に至らない中、トランプ氏は16日までにパキスタンの首都で次回協議が開かれる可能性を示唆した。停戦期限は21日に迫っている。

トランプ大統領パキスタンホルムズ海峡中東情勢米イラン関係

欧州からイスラマバードへ、開催地を変更

トランプ米大統領は14日、イランとの次回協議が16日までにパキスタンの首都イスラマバードで開催される可能性があると言及した。米紙ニューヨーク・ポストの報道によると、トランプ氏は当初、欧州での開催を示唆していたが、その後記者に対してイスラマバードへの変更を伝えた。

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※画像はイメージです

トランプ氏は記者との電話で「(イスラマバードに)残った方がいい。今後2日以内に何か起こるかもしれない。我々はそこに行く方向に傾いている」と述べ、協議再開への期待感をにじませた。一方、トランプ氏自身は協議に出席しない意向を表明している。次回協議における米国側の代表者は明らかになっていない。

前回協議は合意に至らず

今回の動きの前提となるのは、4月11日から12日にかけてイスラマバードで行われた米イラン協議である。この協議ではバンス副大統領が米代表団のリーダーを務めたが、合意には至らなかった。イラン側はイスラエルによるレバノン攻撃の停止や凍結資産の解除を求め、米国側はイランの核兵器保有阻止を最優先課題として掲げており、双方の主張に大きな隔たりがあった。

パキスタンは前回協議の仲介国としても機能しており、次回協議でも同様の役割を果たすとみられる。ただし、調整を進めているとされる関係国の具体的な構成は明らかにされていない。

停戦期限は21日、残された時間は限られる

停戦期限は21日に設定されており、次回協議が実現した場合でも残された交渉期間はわずかである。ホルムズ海峡では米イラン間の衝突後、事実上の封鎖状態が続いており、船舶の航行にも影響が出ている。報道では封鎖により6隻の船舶が引き返したとされるが、封鎖が発生した具体的な場所や経緯の詳細は不明である。

  1. 前回の米イラン協議

    バンス副大統領率いる米代表団がイスラマバードでイラン側と協議。合意には至らず物別れに終わった。

  2. トランプ氏が次回協議に言及

    記者への電話で、16日までにイスラマバードで協議が開かれる可能性を示唆。自身は不参加の意向。

  3. 次回協議の開催見込み

    トランプ氏が「2日以内に何か起こるかもしれない」と述べた期日。開催は未確定。

  4. 停戦期限

    設定された停戦の期限。合意がなければ軍事的緊張がさらに高まる恐れがある。

米国がイランとの間で軍事的対立と外交交渉を並行して進める中、21日の期限までに実質的な進展が得られるかが焦点となる。