2026/4/22
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経済

2025年度の貿易収支、1兆7145億円の赤字 5年連続の赤字継続

要約

財務省が22日に発表した2025年度の貿易統計速報によると、日本の貿易収支は1兆7145億円の赤字となりました。これにより、貿易赤字は5年連続で継続しています。

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財務省が2025年度の貿易統計速報を発表

財務省は22日、2025年度の貿易統計速報(通関ベース)を発表した。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆7145億円の赤字となり、貿易赤字は5年連続で続くこととなった。

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※画像はイメージです

日本の貿易収支は、かつて黒字基調が長く続いていたが、近年は赤字が常態化している。2025年度も黒字転換には至らず、構造的な赤字体質から脱却できていない現状が改めて浮き彫りとなった。

5年連続の赤字が意味するもの

貿易赤字の5年連続という数字は、日本の対外収支構造の変化を端的に示している。資源価格の変動や為替レートの推移、世界経済の動向など複合的な要因が貿易収支に影響を与えるとされるが、赤字の長期化は日本経済にとって重要な課題の一つである。

財務省と税関が共同で作成する貿易統計は、関税法に基づき日本の輸出入の実態を把握するためのもので、速報から確定まで5段階で公表される。今回発表されたのは速報値にあたる。

今後の焦点

2025年度の貿易赤字額は1兆7145億円と確認されたが、今後は確報値の発表を通じてより詳細な品目別・地域別の分析が進むことになる。日本の貿易構造がどのように変化しているのか、引き続き注視が求められる。