1. 日経平均株価の最高値更新の経緯 日経平均株価は2024年2月にバブル期以来約34年ぶりに終値ベースでの史上最高値を更新しました。その後も上昇を続け、2024年3月には史上初の4万円台を突破しています。そこからさらに上昇が続き、2026年4月には6万円台に到達しました。23日に6万13円の取引時間中最高値を記録し、今回さらにその記録を更新しています。 2. 近年の株価上昇を支えてきた要因 日経平均株価の上昇には複数の要因が指摘されています。円安の進行による輸出企業の業績改善期待、海外投資家による日本株への資金流入、米国株高との連動、国内企業の企業統治改革の進展などが挙げられます。また、AI(人工知能)や半導体関連銘柄への注目が世界的に高まっていることも、日本市場の追い風となってきました。 3. 6万円台の意味 日経平均株価はバブル崩壊後、長く低迷する失われた30年を経験しました。バブル期の最高値(1989年12月の3万8915円)を超えるまでに約34年を要しましたが、そこから約2年で6万円台に到達したことになります。賃金と物価の好循環への期待や、NISA(少額投資非課税制度)の普及による個人投資家の参入拡大なども、市場全体の需給を支える要因の一つとされています。