2026/4/27
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経済

大和証券グループ、オリックス銀行を3700億円で完全子会社化へ

要約

大和証券グループ本社が27日、オリックス銀行の全株式を取得し完全子会社化すると発表した。買収額は3700億円で、証券大手による銀行買収として注目される。

M&Aオリックス企業買収大和証券金融再編

大和証券グループ本社は27日、オリックス銀行を完全子会社化すると発表した。オリックス銀行の全株式を取得する方針で、買収額は3700億円にのぼる。

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全株式取得で完全子会社化

大和証券グループ本社が買収するのは、オリックス株式会社が全株式を保有するオリックス銀行である。大和証券グループはオリックス銀行の全株式を取得し、完全子会社とする。投じる金額は3700億円で、証券大手による大型の銀行買収案件となる。

買収完了の具体的な時期や、買収後のオリックス銀行の名称・経営体制については、現時点で明らかにされていない。

金融業界で進む再編の動き

大和証券グループ本社は、近年あおぞら銀行との資本業務提携やかんぽ生命保険との資本業務提携を発表するなど、金融業界内での連携を積極的に進めてきた。今回のオリックス銀行の完全子会社化は、こうしたグループの事業戦略の延長線上に位置づけられる。

オリックス銀行は1993年に山一信託銀行として設立され、その後オリックス傘下に入った銀行である。インターネット専業の定期預金やカードローンなどを主力商品としている。

3700億円の大型案件

今回の買収額3700億円は、金融業界における大型M&Aの一つとなる。日本の金融業界では低金利環境の長期化やフィンテックの台頭を背景に業界再編の動きが活発化しており、今回の買収もこうした流れの中で注目を集めることになる。