2026/4/27
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スポーツ

フィギュア「りくりゅう」ペアに紫綬褒章 ミラノ五輪金メダルの功績評価

要約

フィギュアスケートの三浦璃来、木原龍一組が紫綬褒章を受章した。2026年のミラノ・コルティナ五輪での金メダル獲得が評価されたもので、両選手は4月17日に現役引退を発表している。

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「りくりゅう」ペアが紫綬褒章を受章

フィギュアスケートのペア競技で活躍した三浦璃来・木原龍一組、通称「りくりゅう」ペアが紫綬褒章を受章した。2026年ミラノ・コルティナオリンピックでペア日本勢初の金メダルを獲得した功績が高く評価された形だ。今回の褒章受章者には「りくりゅう」ペア以外にも受章者がいる。

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※画像はイメージです

二人は2019年にペアを結成し、カナダ・オークビルを拠点にブルーノ・マルコットコーチらの指導のもとで技術を磨いてきた。2022年の北京オリンピックでは団体で銀メダルを獲得。翌2022-2023シーズンにはグランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権を制覇し、日本ペアとして初の「年間グランドスラム」を達成した。

怪我を乗り越え、五輪金メダルへ

2023年以降は怪我にも見舞われたが、それを乗り越えて2026年のミラノ・コルティナオリンピックで金メダルを獲得するという偉業を成し遂げた。ペア競技は、リフトやスロージャンプ、ツイストリフト、デススパイラルなど男女一組で行うアクロバティックな技が特徴で、日本では長らく有力選手の輩出が難しい種目とされてきた。「りくりゅう」ペアの活躍は、こうした定説を覆すものとなった。

三浦選手は24歳、木原選手は33歳。二人は2026年4月17日に揃って現役引退を発表しており、今後はプロ活動や後進の育成にも携わる意向を示している。

日本フィギュア界の新たな歴史

紫綬褒章は、学術、芸術、スポーツなどの分野で顕著な功績を挙げた人物に贈られる褒章である。フィギュアスケート界では、羽生結弦選手も2014年と2018年に受章しており、「りくりゅう」ペアの受章は日本のフィギュアスケート界におけるペア競技の地位向上を象徴する出来事となった。

日本ではシングル競技が主流だったフィギュアスケートにおいて、「りくりゅう」ペアの一連の活躍はペア競技への関心を大きく高めた。結成からわずか数年で世界の頂点に立ち、オリンピック金メダルと紫綬褒章受章という二重の栄誉を手にした二人の功績は、日本のスポーツ史に新たな一ページを刻むものである。