2026年4月27日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は前週末比5銭円安・ドル高の1ドル=159円35〜45銭で取引を終えた。米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大が意識されたことが円売り・ドル買いにつながった。\n\n※画像はイメージです\n\nこの日の円の取引レンジは、高値が1ドル=159円11銭、安値が1ドル=159円45銭だった。\n\n対ユーロでは、1ユーロ=186円80〜90銭と前週末比5銭の円安・ユーロ高で推移した。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1715〜25ドルでほぼ横ばいだった。\n\n## ダラス連銀指数は悪化、原油先物は上昇\n\nダラス連銀が発表した4月の製造業景況感指数はマイナス2.3となり、3月のマイナス0.2から低下した。2カ月連続のマイナス圏での推移となった。\n\n一方、米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物が上昇した。\n\n## 日銀会合の結果公表控え、市場は慎重姿勢\n\n市場の注目は28日に公表予定の日本銀行の金融政策決定会合の結果に集まっている。邦銀の為替ディーラーは「植田和男総裁は記者会見で円安が進行しないように今後の利上げに含みを残すような情報発信をするだろう」と指摘しており、総裁の発言内容が今後の円相場の方向性を左右する可能性がある。\n\n中東情勢の悪化や原油価格の高騰を受け、日銀は利上げを見送る方向で調整が進んでいるとされる。ホルムズ海峡の封鎖が日本経済に与える影響を見極める必要性や、政府との調整が見送りの理由として挙げられている。6月会合での利上げ見送り観測が強まれば、円安が長期化するリスクも指摘されている。\n\n今週はFRB(米連邦準備理事会)およびECB(欧州中央銀行)も政策金利の発表を予定しており、主要中央銀行の政策判断が相次ぐ週となる。