2026/4/28
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経済

3月の完全失業率2.7%、前月比0.1ポイント上昇し2カ月ぶり悪化

要約

総務省が28日に発表した労働力調査によると、3月の完全失業率(季節調整値)は2.7%となり、2月の2.6%から0.1ポイント上昇して2カ月ぶりに悪化した。

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3月の失業率は2.7%、前月から0.1ポイント上昇

総務省が28日に発表した労働力調査によると、3月の完全失業率(季節調整値)は2.7%だった。前月の2.6%から0.1ポイント上昇し、2カ月ぶりに悪化した。

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完全失業率は、労働力人口に占める完全失業者の割合を示す指標で、景気動向や雇用環境を把握するうえで重要な統計の一つである。季節調整値は、年末年始やボーナス時期などの季節的な変動要因を除いた数値であり、月ごとの実態的な変化を比較しやすくしたものだ。

2カ月ぶりの悪化

2月には2.6%まで低下していた完全失業率が、3月には再び上昇に転じた形となる。ただし、悪化幅は0.1ポイントにとどまっており、依然として低い水準にある。

失業率が悪化した具体的な要因について、自発的離職の増加によるものか、非自発的離職の増加によるものかといった詳細な内訳は明らかになっていない。性別や年齢層、産業別の詳細データも現時点では公表されていない。

日本の雇用環境の現状

日本の労働市場は、少子高齢化を背景とした構造的な人手不足が続いており、完全失業率は長期的に低い水準で推移している。今回の0.1ポイントの上昇が一時的な変動にとどまるのか、今後の動向が注目される。