農水省、5月のキャベツ・レタス価格「平年より1割以上安」の見通し公表
要約
農林水産省が2026年5月の主な野菜の価格見通しを公表した。天候に恵まれたことを背景に、キャベツとレタスは1か月を通じて平年比1割以上安くなる見込みだ。
東京都中央卸売市場物価動向農林水産省野菜価格
農林水産省は4月28日、2026年5月の主な野菜の価格見通しを公表した。東京都中央卸売市場における取引価格について、キャベツとレタスは1か月を通じて平年より1割以上安くなるとの見通しを示した。
天候に恵まれ生育順調
価格が平年を下回る見通しとなった主な要因は、天候に恵まれたことだ。キャベツ、レタスともに生育が順調に進み、出荷量の増加が見込まれることから、5月の卸売価格は平年と比べて1割以上安い水準で推移する見込みである。
葉物野菜であるキャベツやレタスは天候の影響を受けやすく、価格の変動幅が大きい品目として知られる。2025年1月にはキャベツが平年の3倍以上、レタスが1.9倍にまで高騰した経緯がある。今回の見通しは、こうした高値傾向からの落ち着きを示すものといえる。
消費者にとっては朗報
農水省が公表する価格見通しは、東京都中央卸売市場での卸売価格を基準としている。卸売価格の低下は、スーパーなどの小売価格にも反映される傾向があり、消費者にとっては家計の負担軽減につながる可能性がある。
近年は異常気象の頻発や物流コストの上昇を背景に、野菜価格の高騰が繰り返し報じられてきた。5月の主要な葉物野菜が平年を下回る水準となれば、食卓にとっては歓迎すべき状況となりそうだ。