テラドローン、ウクライナの迎撃用無人機企業ウィニーラボへの出資を発表
要約
東京の無人機開発企業テラドローンは、ウクライナの迎撃用ドローンメーカー「ウィニーラボ」への出資を発表しました。3月の「アメイジング・ドローンズ」への出資に続く防衛分野の戦略的出資第2弾となります。
ウクライナテラドローンドローン安全保障防衛テック
ウクライナ防衛テック企業への出資第二弾
東京に本社を置く無人機開発企業テラドローンは28日、ウクライナの迎撃用無人機開発・製造企業「ウィニーラボ」への出資を発表した。テラドローンによるウクライナ企業への出資は、2024年3月に発表したアメイジング・ドローンズに続く2件目となる。
ウィニーラボは、迎撃用無人機の開発および製造を手がけるウクライナの防衛テクノロジー企業である。通信妨害やGPS遮断が常態化する実戦環境下でも運用可能な電動固定翼迎撃ドローンの開発に取り組んでおり、長時間のパトロールと高速な精密迎撃を両立する技術に強みを持つ。
多層型防衛システムの構築へ
テラドローンは今回の出資を「戦略的出資第二弾」と位置づけている。3月に出資したアメイジング・ドローンズはロケット型迎撃ドローンを手がけており、今回のウィニーラボが開発する固定翼型迎撃ドローンと組み合わせることで、多層型の防衛体制の構築を目指す狙いがある。脅威の距離や速度、侵入経路に応じた最適な迎撃手段を選択できる体制を整える考えだ。
防衛分野への注力を加速
テラドローンは産業用ドローンを活用した測量や点検、物流など幅広いソリューションを提供する企業で、産業用ドローンサービス企業の世界ランキングでは上位に位置する。近年は防衛分野にも注力しており、ウクライナの実戦環境で培われたドローン技術の知見を取り込むことで、自社の防衛関連事業を拡充する方針だ。
出資の具体的な金額や出資比率については明らかにされていない。