2026/4/29
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経済

アルファベット1-3月期決算、生成AI需要追い風に純利益81%増の約10兆円

要約

米グーグルの持ち株会社アルファベットが29日に発表した2026年1-3月期決算は、純利益が625億7800万ドル(約10兆円)に達し、前年同期比で81%増加しました。生成AIの需要拡大が業績を大きく押し上げています。

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純利益625億ドル超、前年同期比81%増

米グーグルの持ち株会社アルファベットは29日、2026年1〜3月期の決算を発表した。純利益は625億7800万ドル(約10兆円)となり、前年同期比で81%増加した。生成AI(人工知能)の需要拡大が業績の追い風となった形だ。

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生成AI需要が業績を牽引

今回の大幅増益の背景には、生成AIに対する需要の拡大がある。アルファベットはAIインフラへの積極的な投資を進めており、その成果が四半期決算の数字に表れた格好だ。

同社はGoogle検索やGoogle Cloud、YouTubeなど幅広い事業を傘下に持つ。近年はAI技術の開発・統合を経営の柱に据え、大規模言語モデル「Gemini」の開発やAI研究機関DeepMindを通じた先端研究を推進してきた。

巨大テック企業のAI投資競争が加速

AI分野では、マイクロソフトやメタなど競合する巨大テック企業もインフラ投資を拡大しており、業界全体で投資競争が激化している。クラウドコンピューティング市場においても、AI関連の需要が成長を牽引する構図が鮮明となっている。

アルファベットの今回の決算は、生成AIが巨大テック企業の収益構造を大きく変えつつある現状を改めて示すものとなった。