NYダウ790ドル高、ナスダック・S&P500は最高値更新 円は156円台に
要約
4月30日のニューヨーク株式市場でダウ平均が790ドル上昇し、ナスダックとS&P500が最高値を更新した。一方、円相場は1ドル=156円台となり、市場介入への警戒感が広がっている。
2026年4月30日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が前日比790ドル上昇した。ナスダック総合指数とS&P500種株価指数はいずれも最高値を更新し、米国市場は幅広い銘柄で買いが広がる展開となった。
米3指数そろって上昇、好業績が追い風
ダウ平均の790ドル高は、好調な業績を発表した企業への買いが市場全体に波及した結果とみられる。ナスダックとS&P500がそろって過去最高値を更新したことで、投資家心理の改善が鮮明となった。2026年2月にダウ平均が初めて5万ドル台を突破して以降、米国株式市場は堅調な地合いを維持している。
円相場156円台、介入警戒感が浮上
一方、ニューヨーク外国為替市場では円相場が1ドル=156円台で推移した。円安の進行に伴い、日本の通貨当局による市場介入への警戒感が高まっている。2022年や2024年にも急激な円安局面で円買い介入が実施された経緯があり、市場関係者の間では当局の動向を注視する姿勢が強まっている。
国内では高市首相が外遊開始、水俣病70年の節目も
国内に目を向けると、高市首相が5月1日からベトナムとオーストラリアへの訪問を開始した。訪問先では「自由で開かれたインド太平洋」の進化などについて協議が行われる見通しだ。
また同日、水俣病の公式確認から70年を迎え、熊本県水俣市で慰霊式が挙挙行された。水俣病は1956年5月1日に原因不明の脳疾患患者の発生が報告されたことで公式に確認された公害病であり、節目の年に改めて犠牲者への追悼が行われた。
このほか、改正法の施行により若者のオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)対策として市販薬の販売が厳格化された。近年、10代から20代を中心に救急搬送が増加しており、国は濫用のおそれがある医薬品の販売ルールの強化を進めてきた。
社会面では、北海道北見市の住宅火災現場から2人の遺体が発見されたほか、旭山動物園の職員が逮捕前の調べに対し妻の殺害をほのめかす供述を行ったことが明らかになった。また、障害者就労支援における不正受給額が150億円に上ることも判明している。
プロ野球ではセ・リーグ首位の阪神タイガースがヤクルトスワローズに勝利し、3連戦を勝ち越した。