2026/5/3
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スポーツ

井上尚弥が中谷潤人に判定勝ち、スーパーバンタム級4団体王座防衛に成功

要約

無敗同士の注目カードは判定決着となり、統一王者・井上尚弥が中谷潤人を退けて世界スーパーバンタム級4団体の王座を守った。東京ドームで行われた一戦に大きな注目が集まった。

スーパーバンタム級ボクシング世界タイトルマッチ中谷潤人井上尚弥

5月2日、世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチが行われ、統一王者・井上尚弥が挑戦者・中谷潤人を判定で下し、王座防衛に成功した。

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※画像はイメージです

両者はともに32戦全勝の無敗記録を持ち、日本ボクシング界を代表する選手同士の対決として大きな注目を集めていた。試合はKO決着とはならず、判定にもつれる展開となったが、井上が勝利をつかんだ。

日本ボクシング史に刻まれた一戦

試合は東京ドームで開催された。東京ドームでのボクシング興行は、過去にマイク・タイソンや辰吉丈一郎の試合でも行われており、日本ボクシング史において特別な舞台として位置づけられている。

井上は「モンスター」の異名で知られ、バンタム級で4団体統一を達成した後、スーパーバンタム級に転向。2023年7月にWBC・WBO王座を獲得し、その後マーロン・タパレスとの統一戦を制してアジア人初、史上2人目となる2階級での4団体統一を成し遂げた。以降、同級の4団体王座を防衛し続けている。

中谷潤人、3階級制覇の実績も及ばず

一方の中谷は「ビッグバン」のニックネームを持ち、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級と3階級で世界王座を獲得してきた実力者である。バンタム級では王座統一も果たし、世界的な評価を高めていた。井上との対戦に向けてスーパーバンタム級に転向し、WBA・WBC・WBO同級1位として今回のタイトルマッチに臨んだが、王座奪取には至らなかった。

パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングでも常に上位に位置する井上の存在感を、改めて示す結果となった。