2026/5/7
nippon-post.com
社会

磐越道で高校生乗車のマイクロバス事故 男子生徒1人死亡、26人搬送

要約

福島県の磐越自動車道で、部活動の遠征先へ向かっていた高校生らのマイクロバスを含む計3台が絡む事故が発生した。この事故で男子生徒1人が死亡し、計26人が重軽傷を負って病院に搬送された。

交通事故北越高校磐越自動車道福島県部活動

高校生20人乗車のバスがガードレールに衝突\n\n2026年5月6日、福島県郡山市の磐越自動車道上り線で、新潟県の高校生らが乗車するマイクロバスがガードレールに衝突する事故が発生した。この事故で男子高校生1人が死亡し、20人が重軽傷を負った。搬送された総人数は26人にのぼる。\n\n
Community gathering
※画像はイメージです
\n\nマイクロバスには部活動の練習試合のために福島県への遠征先に向かっていた新潟県の北越高校ソフトテニス部の生徒20人が乗車しており、移動中の事故だった。事故にはマイクロバスのほか後続車2台が関与し、計3台が絡む多重事故となった。\n\n## 現場にブレーキ痕なし 事故原因の解明進む\n\n7日までに判明した続報によると、事故現場に目立ったブレーキ痕は確認されていない。マイクロバスは路側帯の緩衝ドラムやガードレールに衝突し、20メートル以上進んで停止したとみられている。\n\n亡くなった男子生徒はマイクロバスの後方の座席に座っていた。事故の衝撃で生徒が車外に投げ出された可能性も指摘されているが、確定的な事実は明らかになっていない。\n\nマイクロバスを運転していたのは新潟県胎内市の68歳男性で、運転手も負傷し病院に搬送された。運転操作に異常があったとの情報は現時点で確認されていないが、捜査は継続されている。\n\n## 事故多発地点との指摘も\n\n事故現場はトンネルが連続する区間の下り勾配の緩やかな右カーブで、地元では「魔のカーブ」とも呼ばれている。カーブ手前の広いスペースから急に車線が狭まるように感じられ、過去にもガードレールへの衝突事故が起きていたとされる。ガードレールの形状や緩衝ドラムの設置位置が過去に変更された形跡もある。\n\n後続のワゴン車には30代男性、20代女性、2歳から9歳までの子供4人が乗車しており、全員が負傷した。マイクロバスは部活動の顧問が新潟県内のバス会社を通じて運転手付きで借り上げたものだった。\n\nゴールデンウィーク最終日に発生したこの事故は、学校部活動における遠征時の安全管理体制のあり方にも改めて注目を集めている。警察は事故の詳しい原因について引き続き捜査を進めている。