山形県酒田市の山林で男性遺体発見、頭部や腕に外傷 クマ襲撃の可能性も
要約
5月3日に山菜採りで入山し行方不明となっていた78歳男性との関連を調べるため、酒田署が身元の特定を急いでいます。遺体発見直後には現場付近でクマ1頭が駆除されました。
山形県酒田市山谷の山林で5日、男性の遺体が発見された。遺体の頭部や腕には外傷があり、酒田署は「クマに襲われた可能性も視野に捜査する」としている。
山菜採りで入山後、行方不明に
酒田署によると、遺体が発見されたのは5日午前9時50分ごろ。捜索隊が山林内で発見した。遺体発見の直後、近くのやぶからクマ1頭が現れたため、捜索に同行していた地元猟友会が駆除した。
当時、同市北俣に住む農業の78歳男性が行方不明となっていた。男性は3日朝に山菜採りのために入山したが、午後になっても帰宅しなかったため、家族が110番通報していた。
身元・死因の特定を進める
酒田署は、発見された遺体が行方不明の78歳男性であるかどうか、身元の特定を進めている。また、頭部や腕の外傷がクマによるものかどうかについても捜査を続けており、死亡原因の解明を急ぐ方針だ。駆除されたクマが遺体の外傷に直接関与した個体であるかも現時点では明らかになっていない。
78歳男性が山菜採りのため入山
酒田市北俣の男性が山菜採りに出かけ、午後になっても帰宅せず家族が110番通報した。
山林内で遺体を発見
酒田市山谷の山林で捜索隊が遺体を発見。直後に現れたクマ1頭を地元猟友会が駆除した。
警察が捜査状況を公表
遺体に頭部や腕の外傷があることから、クマに襲われた可能性を視野に捜査していると発表した。
クマの出没相次ぐ山形県内
山形県内では2026年に入り、クマの出没が相次いでいる。4月30日にはクマ出没警報が発令されたほか、酒田市内でも5月2日に穂積の畑でクマが目撃されるなど、警戒が続いていた。7日には朝日町でも山菜採りに出かけた男性がクマに襲われ負傷する被害が発生している。
山菜採りシーズンを迎え、山林でのクマとの遭遇リスクが高まっている。酒田署は引き続き、身元の確認と死因の特定に向けた捜査を進める。