ボブスレー連盟・北野会長、五輪出場逃した問題の聞き取りで不適切発言 謝罪も会長職は継続
要約
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の北野貴裕会長が、ミラノ・コルティナ五輪の出場権喪失問題をめぐる聞き取りの中で不適切な発言を認め謝罪した。規定変更の見落としで五輪出場を逃した経緯があり、組織のガバナンスが問われている。
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北野会長が公式HPで謝罪声明
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の北野貴裕会長(62)が5月12日、ボブスレー男子のミラノ・コルティナ冬季五輪出場権を逃した問題に関する聞き取りの中で、不適切な発言があったことを認め、連盟の公式ホームページ上で謝罪した。
北野会長は声明の中で「冷静さを欠いてしまったやりとりもありました。私自身の認識の甘さを深く反省しております」とコメントした。公式声明において、不適切な発言の具体的な内容については明らかにされていない。
北野会長は日本オリンピック委員会(JOC)の副会長も兼務しており、スポーツ界の要職にある人物の発言として波紋を広げている。謝罪声明を出す一方で、会長職を継続する意向を示した。
規定変更の見落としが発端
問題の発端は、連盟による国際規定の変更の見落としにある。連盟は2026年1月、ミラノ・コルティナ冬季五輪の出場権獲得に関する規定変更を把握していなかったことが判明。この見落としにより、2月に開催された同大会にボブスレー男子が出場できない事態となった。
こうした経緯を受けて連盟内で聞き取りが行われたが、その過程で北野会長による不適切な発言が問題となった。聞き取りが行われた具体的な日時や対象者は公表されていない。
問われる連盟のガバナンス
今回の一連の問題は、五輪出場権の喪失という競技面での重大なミスに加え、その後の対応においてもトップの姿勢が問われる展開となった。北野会長が会長職を続ける意向を示したことで、連盟のガバナンスのあり方が改めて注目される。