藤本佳則が13年ぶりツアー優勝 最終ラウンド6バーディーの逆転劇
要約
男子ゴルフ国内ツアーで藤本佳則が4位から最終ラウンド6バーディーを奪い逆転優勝を果たした。2013年以来のツアー通算3勝目で、史上3番目に長いブランク優勝記録となる。
JGTO男子ゴルフ藤本佳則逆転優勝関西オープン
4位から怒濤の追い上げ、13年ぶりの栄冠
男子ゴルフの国内ツアー大会「関西オープンゴルフ選手権競技」が大阪府で開催され、最終ラウンドが行われた5月17日、36歳の藤本佳則が逆転優勝を飾った。2013年10月以来、実に13年ぶりとなるツアー通算3勝目である。
藤本は最終ラウンドを首位と1打差の4位からスタート。この日6つのバーディーを奪う圧巻のプレーで上位陣を一気にかわし、見事に逆転で頂点に立った。
怪我を乗り越えた復活劇
藤本は2011年にプロ転向し、翌2012年の日本ゴルフツアー選手権で初優勝。プロ転向からわずか5試合目での初勝利はツアー最速タイ記録であり、ルーキーイヤーでのメジャータイトル獲得は史上初という鮮烈なデビューを飾った選手である。2013年には2勝目も挙げている。
しかし2020年から2021年にかけて怪我の影響でシード権を失い、長い低迷期に入った。下部ツアーであるACNツアー(チャレンジトーナメント)でポイントランク18位に入り、昨季ようやく出場権を取り戻した。今季は復帰元年として臨み、4月の大会で3位に入って7年ぶりのトップ10入りを果たすなど、復調の兆しを見せていた。
史上3番目のブランク優勝
今回の優勝は、2013年10月から数えて12年216日ぶりの勝利となり、ツアー史上3番目に長いブランク優勝記録である。1位は長谷川勝治の13年82日、2位は横田真一の13年19日で、いずれも13年台に記録が集中している。
大阪・通天閣の「ビリケンさん」に風貌が似ていることから「ビリケン」の愛称で親しまれる藤本。地元関西の地で、長い苦難の時期を経て掴んだ復活の一勝となった。