2026/5/17
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国内

天皇皇后両陛下が愛媛県訪問、第76回全国植樹祭に出席

要約

天皇、皇后両陛下は1泊2日の日程で愛媛県を訪問し、松山市で開催された第76回全国植樹祭に出席されました。現地ではホッキョクグマの視察や伝統工芸の確認、西日本豪雨被災者との懇談を通じ、地域住民と交流を深められました。

伝統工芸全国植樹祭天皇皇后両陛下愛媛県皇室

天皇、皇后両陛下は5月16日から1泊2日の日程で愛媛県を訪問し、17日午後に松山市の県総合運動公園で開催された第76回全国植樹祭の式典に出席された。愛媛県での全国植樹祭開催は、1966年に昭和天皇と香淳皇后が出席して以来、60年ぶり2回目となる。\n\n

Japanese scenery
※画像はイメージです
\n\n## 「豊かな森林を次の世代へ」天皇陛下がおことば\n\n式典で天皇陛下は「豊かな森林を、それを育んできた技術や文化とともに次の世代、更にその先の未来へと引き継いでいくことが、私たちの果たすべき大切な役割」と述べられた。また、2008年に皇太子時代に全国育樹祭でスギの手入れをされた経験に触れ、そのスギがベンチ等に活用されていることについて「感慨を覚えます」と語られた。\n\n## とべ動物園でホッキョクグマ「ピース」を視察\n\n17日午前には、砥部町にある愛媛県立とべ動物園を訪れ、ホッキョクグマの「ピース」やオランウータンを視察された。ピースは国内初の人工哺育に成功したホッキョクグマとして知られる。皇后さまは「ピースに会うのが夢でした」と話された。\n\nピースの誕生時から寄り添ってきた飼育員の高市敦広さん(56)が案内にあたった。\n\n## 砥部焼視察と西日本豪雨被災者との懇談\n\n同日午前には、砥部町の産業技術研究所窯業技術センターも訪問し、伝統的工芸品である砥部焼を視察された。\n\n訪問初日の16日には、西日本豪雨の被災者との懇談が行われたほか、愛媛県立長浜高校の生徒が運営する水族館も視察された。\n\n両陛下は17日夕、松山空港から特別機で帰京された。\n\n
  1. 愛媛県訪問を開始

    西日本豪雨の被災者と懇談し、復興の状況を熱心に尋ねられました。その後、国内唯一の水族館部がある県立長浜高校を訪れ、生徒たちの活動を視察されました。

  2. とべ動物園・窯業技術センターを訪問

    人工哺育で知られるホッキョクグマの「ピース」を視察し、飼育員から説明を受けられました。また砥部焼の拠点では伝統的な職人技を熱心に見学されました。

  3. 第76回全国植樹祭に出席

    松山市の式典に出席し、森林を未来へ引き継ぐ重要性についておことばを述べられました。前回開催から60年という節目に、豊かな緑の重要性を強調されました。

  4. 松山空港から帰京

    全ての視察日程を終え、特別機で東京へ戻られました。即位後初の愛媛県訪問として、多くの市民の歓迎を受けました。