2026/5/24
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社会

旭山動物園飼育員の殺人事件、スマホから「絞殺」など複数の検索履歴が発覚

要約

北海道警が鈴木達也被告のスマートフォンを解析したところ、事件の数カ月前から「絞殺」や「焼却炉 時間」といった検索履歴が確認された。道警は計画的犯行の可能性があるとみて捜査を進めている。

北海道警察旭山動物園旭川市殺人事件

スマホに残された「絞殺」「焼却炉」の検索履歴

北海道旭川市の旭山動物園で飼育員を務めていた鈴木達也被告(33)が妻を殺害した疑いで再逮捕された事件で、鈴木被告のスマートフォンから「絞殺」「殺人と傷害致死の違い」など、殺害行為に関連する検索履歴が複数見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かった。検索履歴には「焼却炉 時間」という文言も含まれていた。

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※画像はイメージです

北海道警によると、これらの検索は事件の数カ月前から行われていたとみられる。鈴木被告はすでに、妻の遺体を動物園内の焼却炉で焼いたとして死体損壊罪で起訴されており、道警は検索履歴の内容から、殺害が計画的に準備されていた可能性があるとみて捜査を続けている。

殺人容疑で旭川地検に送検

鈴木被告は24日、殺人容疑で旭川地検に送検された。当初は死体損壊容疑で逮捕・起訴されていたが、その後の捜査で殺人の疑いが強まり、再逮捕に至った。

殺害の具体的な日時や詳しい動機については、現時点で明らかにされていない。検索履歴の内容が実際の殺害方法とどの程度一致するかについても、道警が慎重に分析を進めているとみられる。

動物園の焼却炉で遺体を損壊か

鈴木被告は旭山動物園の飼育員として勤務しており、妻の遺体を園内にある焼却炉で焼却したとされる。この焼却炉は通常、獣医や担当飼育員のみが使用できる施設で、鈴木被告はその利用方法を熟知していたとみられている。

旭山動物園は年間130万人以上が訪れる北海道有数の観光施設である。園の職員が犯行に園内の設備を利用したという異例の事態は、地域社会に大きな衝撃を与えている。道警は犯行の全容解明に向け、動機や経緯についてさらに詳しい捜査を進める方針だ。