ミラノ五輪フィギュア表彰台でブレード損傷、組織委が表面交換し謝罪
要約
フィギュアスケート団体の表彰式で、保護材のない石造りの表彰台により選手のスケート靴のブレードが損傷する事態が発生。日本連盟がISUとJOCを通じて抗議し、組織委が対応に追われた。
オリンピックフィギュアスケートミラノ五輪団体戦銀メダル
表彰台の表面でブレードが損傷
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート団体の表彰式で、表彰台に上がった各国選手のスケート靴のブレードが損傷していたことが明らかになった。大会組織委員会は2月10日に会見を開き、表彰台の表面を取り換える対応を実施したと発表した。
団体戦の表彰式は2月8日夜に行われ、金メダルの米国、銀メダルの日本、銅メダルのイタリアの選手が表彰台に上がった。しかし表彰台の表面にはラバーなどスケート靴を保護する素材が貼られておらず、日本スケート連盟によれば「石を切り出しザラザラとしたアスファルトのような状態」だったという。この表面により、各国選手のブレードが損傷した。
日本連盟が抗議、組織委が対応
日本スケート連盟は国際スケート連盟(ISU)に問題を報告するとともに、日本オリンピック委員会(JOC)を通じて大会組織委員会に抗議した。
これを受け、組織委はブレードを傷つけない措置を表彰台に施した。さらにISUの協力を得て、ブレード調整に必要な時間を通常より多く確保する対応も行った。
個人戦への影響が懸念される中で大会は継続
フィギュアスケート競技は団体戦に続き、2月9日にアイスダンス個人戦、10日に男子個人戦がすでに始まっている。今後も15日にペア個人戦、17日に女子個人戦が予定されており、団体戦に出場した選手が引き続き個人戦にも臨む日程となっている。
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月6日に開幕し、22日まで開催される。