山西利和、ハーフマラソン競歩で世界記録樹立 30歳誕生日に快挙
要約
日本選手権ハーフマラソン競歩で山西利和が1時間20分34秒の世界記録で優勝し、愛知・名古屋アジア大会の代表権を獲得した。20キロに代わる新種目での初代世界記録となる。
アジア大会オリンピックスポーツ日本代表陸上競技
新種目で初代世界記録を樹立
日本選手権ハーフマラソン競歩が2026年2月15日、神戸市の六甲アイランド甲南大周辺コースで行われ、男子で山西利和(愛知製鋼)が1時間20分34秒で優勝した。この記録は世界陸連の認定基準である1時間21分30秒を大きく上回り、世界記録として認められる見通しだ。
ハーフマラソン競歩は従来の20キロ競歩に代わる新種目で、今大会から21.0975キロの距離で争われた。山西は20キロ競歩でも世界記録を保持しており、新旧両種目で世界最速の座に立ったことになる。この日は山西にとって30歳の誕生日でもあり、自らの節目を最高の形で飾った。
男女とも優勝者がアジア大会代表に決定
今大会は2026年秋に開催される愛知・名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねており、男子で優勝した山西と女子で優勝した梅野倖子(LOCOK)がアジア大会代表に決定した。
男子2位には2025年世界選手権20キロ競歩7位の吉川絢斗(サンベルクス)が1時間20分50秒で入ったが、山西には16秒及ばなかった。女子は梅野が1時間35分1秒で制し、2位の柳井綾音(立命館大)に56秒の差をつけた。
昨年に続く神戸での快挙
山西は2025年にも同じ神戸のコースで日本選手権20キロ競歩の世界新記録を樹立しており、この地で2年連続の世界記録達成となった。距離が20キロから21.0975キロへ変更された新種目においても、圧倒的な強さを示した形だ。
梅野は2025年世界選手権で35キロ競歩に出場した実績を持ち、今回のハーフマラソン競歩でも実力を発揮してアジア大会の切符を手にした。