クレボが冬季五輪史上最多9個目の金メダル、ノルウェーがリレー制す
要約
ミラノ・コルティナ五輪のクロスカントリースキー男子リレーでノルウェーが優勝し、アンカーのクレボ選手が今大会4個目、通算9個目の金メダルを獲得。冬季五輪史上単独最多記録を樹立した。
ミラノ・コルティナオリンピックのクロスカントリースキー男子4×7.5キロリレーで、ノルウェーが金メダルを獲得した。アンカーを務めたヨハンネス・ヘスフロト・クレボ選手がチームを勝利に導き、自身の冬季五輪通算金メダル数を9個とした。これは冬季オリンピック史上最多の記録である。
歴代最多記録を単独で更新
クレボ選手はこれまで、同じノルウェーのクロスカントリースキー選手ビョルン・ダーリ、マリット・ビョルゲン、バイアスロンのオーレ・アイナル・ビョルンダーレンと並ぶ金メダル8個の記録を保持していた。今回のリレーでの金メダル獲得により、冬季五輪の歴史に新たな1ページを刻んだ。
29歳のクレボ選手にとって、今大会での金メダルはこれが4個目となる。2月8日のスキーアスロン、10日の男子スプリントクラシカル、13日の10キロインターバルスタートフリーに続く快挙で、圧倒的な強さを見せている。
3大会連続の金メダル量産
クレボ選手は2018年の平昌五輪で初出場し、3個の金メダルを獲得。2022年の北京五輪では金2個を含む4個のメダルを手にした。そしてミラノ・コルティナ大会では既に4個の金メダルを獲得しており、3大会を通じて着実に記録を積み重ねてきた。
初出場で金メダル3個
オリンピックデビューながら3種目で頂点に立ち、クロスカントリー界の新星として一躍注目を集めた。この時点で通算3個の金メダルを獲得し、若干21歳にして五輪チャンピオンの座を確立した。
金2・銀1・銅1の計4個
2大会通算で金メダル5個に到達し、冬季五輪の歴代記録に迫る存在となった。平昌からの勢いを維持し、ノルウェーのエースとしての地位を不動のものとした。
スキーアスロンで金
ミラノ・コルティナ大会の初戦となる10km+10kmスキーアスロンを制し、通算6個目の金メダルを獲得。大会初日から圧倒的な強さを見せつけた。
スプリントクラシカルで金
短距離種目でも圧倒的な走りを見せ、通算7個目の金メダルを獲得。歴代最多記録まであと1個に迫り、世界中のメディアが記録更新の可能性に注目し始めた。
10kmインターバルスタートで金
通算8個目の金メダルで、ダーリ、ビョルゲン、ビョルンダーレンの歴代最多記録に並んだ。次戦のリレーで新記録樹立への期待が高まった。
男子4×7.5キロリレーで金
アンカーとしてノルウェーを優勝に導き、冬季五輪史上単独最多の通算9個目の金メダルを獲得。わずか1週間で4個の金メダルという驚異的なペースでの記録更新となった。
まだ続く可能性
大会にはクレボ選手が出場可能な種目がまだ残されているとされ、記録をさらに伸ばす可能性がある。独特の走法「クレボステップ」がSNSで大きな話題を呼ぶなど、競技の枠を超えた注目を集める29歳の挑戦はまだ終わっていない。