2026/4/1
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スポーツ

平野歩夢、骨盤骨折から25日でミラノ五輪7位入賞 「悔いなく向き合えた」

要約

1月のワールドカップで骨盤を含む複数箇所を骨折した平野歩夢が、わずか25日後にミラノ・コルティナ五輪男子ハーフパイプに出場し7位入賞を果たした。通常なら数ヶ月の療養が必要な重傷からの異例の復帰となった。

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骨折を抱えての五輪出場

ミラノ・コルティナオリンピックの男子スノーボードハーフパイプで、平野歩夢が7位入賞を果たした。1月17日のワールドカップ(スイス)で骨盤の右腸骨を含む複数箇所を骨折する大けがを負いながらも、わずか25日後に五輪の舞台に立つことを選んだ。

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※画像はイメージです

平野は競技後、自身の挑戦をこう振り返った。

「本当にすごい色々不安だったり怖さはものすごくあったんですけど、自分の今の状態の中ではできる限りMAXの状態でチャレンジは精一杯できることをやれたのかなと思うので、結果は思うようにいかなかったんですけど、悔いなく自分自身と向き合えたのかなとは思っています」

通常であれば骨盤骨折から競技復帰までに2〜3ヶ月を要するとされる中、平野は3日間の公式練習を経て予選を85.50点で7位通過し、決勝に進出した。

メダルには届かずも「悔いなし」

結果は7位。ソチ、平昌で銀メダル、北京で金メダルを獲得してきた平野にとって、今大会はメダルに届かない結果となった。しかし、万全とは程遠いコンディションの中で決勝に進出し、入賞を果たしたこと自体が、その精神力の強さを物語っている。

平野の言葉からは、順位への悔しさよりも、自らの限界に挑んだことへの納得がにじんでいた。

競技後にはUNIQLO店舗を訪問

2月15日、平野はミラノ市内のUNIQLO店舗を訪れた。平野はUNIQLOのグローバルブランドアンバサダーを務めており、競技を終えた後のスポンサー訪問となった。

4大会連続出場となったオリンピックで、けがを乗り越えて戦い抜いた平野歩夢。メダルの色ではなく、挑戦し続ける姿勢そのものが、今大会における平野の存在感を際立たせた。