ミラノ・コルティナ五輪、フリースタイルスキー男女エアリアル予選が悪天候で延期
要約
リヴィーニョで予定されていたエアリアル予選は天候不良により実施できず、新たな日程は未定。兄妹で五輪初出場の五十嵐晴冬・瑠奈両選手の競技開始も持ち越しとなった。
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エアリアル予選、天候不良で実施できず
ミラノ・コルティナオリンピックのスキーフリースタイル男女エアリアル予選が17日、悪天候のため延期となった。予選はイタリア北部バルテリナ地区で行われる予定だったが、競技の実施は見送られた。延期後の新たな日程は現時点で明らかになっていない。
兄妹での五輪初出場、競技開始は持ち越し
この種目には、きょうだいでともにオリンピック初出場となる五十嵐晴冬(23歳、男子)と五十嵐瑠奈(21歳、女子)の兄妹が出場を予定している。両選手は北海道名寄市出身で、隣町の美深町にある国内唯一のエアリアル専用コースで競技の基礎を築いた。女子の瑠奈は2006年トリノ五輪以来、20年ぶりの日本人エアリアル出場者でもある。
兄妹にとって晴れ舞台となるはずだった予選は、天候回復を待つ形となった。
アルプス山中の会場、気象条件の急変も
エアリアルは選手が専用ジャンプ台から空中に飛び出し、宙返りなどの技を繰り出す競技である。ジャンプの高さや技の難度、着地の精度が採点されるため、審判が技を正確に視認できる視程の確保が不可欠となる。風などの気象条件は選手の安全にも直結することから、天候不良時の延期判断は国際基準に沿ったものだ。
会場となるリヴィーニョはアルプス山中のスイス国境付近に位置し、四方を山に囲まれた環境にある。冬季は一年の約半分が雪に覆われる地域であり、気象条件が急変しやすい場所として知られている。
大会は2月22日までの日程で進行しており、残りの期間内での予選実施が求められる。