フィギュア千葉百音、銅メダルまで1.28点差の4位 「全力は出した。複雑な悔しさ」
要約
フィギュアスケート女子で千葉百音が合計217.88点の自己ベストを記録したが、銅メダルに1.28点及ばず4位に終わった。演技後は「伸び伸び演じきれた」と充実感をにじませた。
フィギュアスケートミラノ・コルティナ五輪世代交代入賞千葉百音
自己ベスト更新も表彰台に届かず
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子で、千葉百音がショートプログラム(SP)4位からフリーでも4位となり、総合4位で競技を終えた。合計217.88点は自己ベストだったが、銅メダルの中井亜美(合計220.16点)にわずか1.28点及ばなかった。
千葉はSPで74.00点の4位発進。フリーでは冒頭の3回転フリップ-3回転トーループを成功させるなど全力の演技を見せ、143.88点の自己最高得点をマークした。しかし、表彰台の壁は厚かった。
「幸せだった」と「悔しさ」の間で
演技後、千葉は「自分らしい滑りで伸び伸び演じきれ、すごく幸せだった」と語り、五輪の舞台で力を出し切った充実感をにじませた。一方で「全力は出した。複雑な悔しさ」とも述べ、メダルに手が届かなかった現実への率直な胸中を明かした。
日本勢は坂本が銀、中井が銅
同種目では坂本花織が合計224.90点で銀メダル、17歳の中井亜美が220.16点で銅メダルを獲得し、日本女子フィギュア史上初となる五輪での複数メダル獲得を達成した。中井はシニアデビューシーズンでの五輪メダルとなり、日本女子フィギュア最年少メダリストの記録を打ち立てた。金メダルは米国のアリサ・リュウだった。
千葉にとって1.28点差という結果は、世界トップ層との距離がごくわずかであることを示すものでもある。木下グループ所属の20歳は、濱田美栄コーチの指導のもと、今後のさらなる飛躍が期待される。